アウトプットすることで記憶される。インプットだけでは脳が覚えてくれない
英語に限らず誰でも学校の勉強や家事や仕事などで、いろんなことを覚えなければいけないときが多いと思います。
さらっとマニュアルや教科書を見たり真剣なまなざしで料理の本を見たり。
ちょっと待った!
それ本当に覚えているの?
覚えたつもりになってない?
一回見たり聞いたりしただけで覚えることができればいいのですが、世の中のほとんどの人はそんな天才ではありません。
安心してください。
ちゃんと覚えることができる方法があるんです。
それは当たり前のことでもあるんですけど「この方法が記憶にとって良いこと」と、自分で理解していればそこからは全然違ってくるんですよ。
出会ったあらゆる出来事を覚えるスペースなんてない
できればどんなことでも手っ取り早く覚えたいですよね。
でもちょっとまってください。
電車の窓から見える風景をいちいち全部記憶してしまったらどうなるでしょう。
テレビドラマのセリフを一字一句覚えてしまったら。
買い物に行って全部の商品の名前と金額と特徴を頭に刷り込まれたら。
こりゃあ大変です。
脳に記憶できることには限界がある。
だから脳みそって奴は、大事なこと以外はできるだけ覚えたくない。
拒絶するんです。
いちいち目や耳に入った情報全部を覚えちゃいらんねえ。
では脳は何なら覚えてくれるのか。
それは「その人にとって大事なこと」です。
その生き物にとって重要なことを脳は記憶してくれるんです。
つまり覚えるということに対して何が一番大切かは、こういうことになるんです。
- 脳にその事柄が重要だと認識させる
これこそが記憶させるということの本質です。
ではどうすれば覚えたい物事を重要だと認識してくれるのか。
使うんです。
アウトプットすればいいんですよ。
インプットばかりでなくアウトプットしたいんです!
- 知識を覚えようとする:「記憶をインプット(入力)する」
- 知識を使おうとする:「記憶をアウトプット(出力)する」
何かを身につけなければいけないときに、みんなは当たり前のようにインプットに励みます。
さあここです。
インプットしたらアウトプットしてください!
知識をいったん得たら実際にそれで何かやってみる。
使ってみて、応用して、わかんなくなったらまたインプットする。
なんか当たり前のこと言っていますけど、意外と世の中そのことに関して甘めです。
学校に通っているとき勉強の知識は、学校の外ですぐに使えることが少ないのでテストでしか実践できません。
それならインプットの量に合わせてどんどんアウトプットするべき。
テストはその日にやって、週末にやって、月末にやって学期末にやる。
これでもインプットに比べたら釣り合わない量かもしれません。
テストって決していやなものじゃない。
そうやって記憶が強化される良いことなのです。
知識を習得してそれを自分のものとして覚えるには実践することなのです。
この知識は必要だと脳に思わせるためにも行動を起こせばいい。
- 書いたり読んでみる
- 聞いたり話してみる
- 使ってみる
- 押したり引いてみる
- 応用してみる
- 動いてみる
インプットをしたら相応にアウトプットさせてあげれば脳が喜んで覚えてくれようとするんです。
英語を読んだり聞いたりするだけでは表面的に知るだけです。
実際に読んだら書いたり声に出したりチャットしたりしてみることで自分になじみ記憶に染み込んでいくのです。
まとめ
そもそも人はアウトプットしたがり屋さんなのだと思います。
人は知識をインプットしたらすぐに行動して表現して誇示したいんですよ。
だからネット時代の今いろんなことがバイラルに広がるんです。
知識を得たら必ずアウトプットしよう!
関連記事
-
英語の区分けが上達の近道!例文を探し出せるすごい検索方法も伝授
英語の学習は単語から始まって熟語や文とどんどん覚える長さが増えてきます。 英語初心者は長文を見ると
-
door、desk、holdなどDの発音について気持ちを込めて解説する
今回はDの発音について。 これも特別にむずかしいことはありませんが、ほんのちょっとダ行とは違ってい
-
俺はそれぞれの月を英語で覚えるのにこんなイメージしている
以前に各曜日のイメージを英語で記憶してみてはどうでしょうという提案をしました。 こんな風に記憶して
-
give、go、giantなどGの発音を理解しようよ
今回はGの発音についてです。 この大文字のGを見るとどうしてもガンダムを思い出しますね。 W
-
英語の勉強中に日本語の訳文を見たら一歩後退すると思え
突然ですが英語の学習方法でとても大きな分け方として2種類あります。 英語だけで教わる 英語と
-
似たり反対の意味の英単語を同時に覚えると記憶が混同する
これ英語のテキストでよくこういう教え方が出てきます。 もちろん対比という意味では間違っていません。
-
英文字のLの発音はわかってみると意外と簡単だった
日本人にとって英語の発音を学習するのに難しい代表格がLとRの区別です。 この中でもちょっと的を絞っ
-
こんな風に記憶してみては?英語の曜日をイメージで覚える方法
この前MarchとMayがごっちゃになっていて区別がついていないという話をしました。 いつになって
-
Hの発音。 ( ゚∀゚) ハハノヽ/ \ と声を出さず息を吹きかけよう
今回はHの発音について。 日本人には特に悩む発声ではないでしょう。 およそカタカナのハ行で問
-
iの発音は大丈夫と思っている人、それちょっとだけ違うよって話
iの発音は主に「イ」で問題ないと思っている人たち。 ところがそうじゃない! いつものようにほ