*

or、out、host、toなどOの発音にはいくつかの種類がある

公開日: : わかる発音, 英語やろう | ,

一見簡単で「オ」しか無いように見えるOの発音にはいくつかの種類が存在します。

一つ一つを言われてみると、きっとああなるほどねと思うことでしょう。
特に難しいことはないのでさっそく見ていきます。

photo credit: Everything_Jerry_Reuss via photopin cc

Oの発音とは

まず例を見てください。

  • or オア (または) 発音
  • out アウト (外へ) 発音
  • host ホゥスト (主人) 発音
  • to トゥー (…へ) 発音

どれもいわれてみればですよね。
意外とあります。
必ず一つづつ確認して実際に発声してみてください。

それぞれの特徴はこんな感じになります。

  • orに代表される「オ」
  • outに代表される「ア」
  • hostに代表される「ォゥ」
  • toに代表される「ゥー」

自分の経験でもそうですが、何種類あるとかは特に意識する必要はないです。
見知らぬ単語が出てきたらまず聞いてみて発音してみる。

外人になって誰かとしゃべっている気分で、聞くがままに発声してみるとおもしろいですよ。

ここで説明したのは代表的なものですが、更に詳しい解説はこちらへどうぞ。

発音と綴りのルール (フォニックス)母音編 -o-

英語発音の決まりごと– Oの文字の発音のルール

いろんな種類を同時に覚えてはだめ

Oの発音はこんだけ種類があるからと、それらをまとめて覚えるのはやってはいけません。
もちろんそういうやり方が好きだったりちゃんと覚えられる人は別です。
人それぞれですから。

そうでない多くの人にとって、区分けを一度にまとめて覚えるやり方をすると記憶の混乱を招くし、実用的ではないのでやらないほうがいいです。
こんな種別があるのねとちょっとした知識で十分だと思います。

そもそもOの発音にはどんな種類があるのか?という問題は実生活には出てきませんから役に立ちません。

このことについてはこっちでも説明しています。
英語を体系的に教えてしまうと学習者にとって何が悪いのか

最後に

O(オー)と0(ゼロ)がまぎらわしいのって、これずーと未来まで続くんですかね。
どっかでなんとかしたほうがいいと思うんですが。

まったねー。


ぜひシェアしていって!

関連記事

extra、excellent、exitなどXの発音を覚えるべし

今回はXの発音です。 二つ紹介しますがどちらも似たようなものです。 わかってしまえば簡単な発

記事を読む

勢いのあるオナラを出せ!Bの発音は破裂させよう

Bの発音はバ行と考えていいと思います。 英語初心者はVの発音と混同する場合がありますが、Bのほうは

記事を読む

俺はそれぞれの月を英語で覚えるのにこんなイメージしている

以前に各曜日のイメージを英語で記憶してみてはどうでしょうという提案をしました。 こんな風に記憶して

記事を読む

ジョブズのスピーチの余談。atとfor

「英文を音声再生してくれるサイトまとめ」の記事でジョブズのスピーチを取り上げたのですが、結局音声のチ

記事を読む

apple、all、makeなどAの発音を始めてみよう

今回はアルファベット最初の文字であるAの発音です。 Aにはいくつかの発声の仕方がありますが、おそら

記事を読む

似たり反対の意味の英単語を同時に覚えると記憶が混同する

これ英語のテキストでよくこういう教え方が出てきます。 もちろん対比という意味では間違っていません。

記事を読む

アウトプットすることで記憶される。インプットだけでは脳が覚えてくれない

英語に限らず誰でも学校の勉強や家事や仕事などで、いろんなことを覚えなければいけないときが多いと思いま

記事を読む

英語を体系的に教えてしまうと学習者にとって何が悪いのか

教える側の人ってのは、きっちり勉強してきた頭のいい人達も多いと思います。 その知識を生かして何かを

記事を読む

door、desk、holdなどDの発音について気持ちを込めて解説する

今回はDの発音について。 これも特別にむずかしいことはありませんが、ほんのちょっとダ行とは違ってい

記事を読む

最初からそう言ってくれよ!LとRの発音で違いが理解できる覚え方

LとRの発音の区別は日本人には再難関の問題です。 ネイティブは本当にlightとrightを聞いた

記事を読む

    • rss
    • rss
    • follow us in feedly
  • 英語がまるでだめだったIT系。
    学習方法や記憶や人の能力向上について書いています。
    ついでにPS5も。
    自分もみんなもペラペラにするべく、英語学習の中心となるおもしろいサイトを企画進行中。
    詳細はこちら