sipやseaやsameなどのSの発音の出だしは「ス」だと思ってよい

Sの発音は日本人にとって難しくないんですが、なるべくネイティブに近い発音を覚えたほうが良いです。
というのは、カタカナにしたとき区別がなくなってしまう単語があるからなんです。
例えばsip(一口飲む)とship(船)です。
どちらもカタカナで読むとシップとなってしまいます。
英語初心者はネイティブみたいに完璧にならずとも、まず聞いたときに自分が聞き取れること、しゃべるときに相手が聞き取れることができればとりあえず十分です。
でもこのsipとshipの場合意味が違うのだから、ちゃんと区別ができないとその度に混乱してしまいます。
これらの発音はコツをつかめば結構簡単なんですよ。
今回はseaやsipなどの単語の出だしの発音を取り上げます。
shの発音はまた別なのでこちらをどうぞ。
shipやshellやshopなどshの発音は「シャシュショ」を混ぜる
photo credit: ohjasonj via photopin cc
Sの発音とは
2種類紹介します。
Sとそれに続く母音から成る単語の発音は「ス」
S単独の発音は上下の歯の間から息が抜ける感覚言う「ス」です。
そしてsea(海)ならカタカナで最も近いのは「スィー」となります。
「ス」と「ィ」は同時に発声する感じです。
「シー」だとshから始まる単語との区別がつかなくなり、先ほど言及したsipとshipのように自分で区別がつかなくなるので避けたほうがよいです。
- siteは スァイト (用地、場所)
- sipは スィップ (一口飲む)
- soupは スゥープ (汁、スープ)
- sameは スェイム (同じ)
- soapは スォ-プ (石鹸)
別にサイト、シップ、スープ、セイム、ソープでも絶対だめってわけじゃありません。
ここで言いたいことは、より正確な発音になることで区別がつくということなんです。
あくまでカタカナではこちらのほうがより近くなり、shから始まる単語との違いがちゃんと認識できるということです。
これらを踏まえた上でネイティブの発音を聞いてみると、自分でその違いがよくわかると思います。
sipとshipの違いを自分で確かめてみてください。
これらは音声付の辞書です。
weblio
Dictionary.com
「ズ」と発声する場合もある
- thoseは ゾウズ (それらの)
- causeは クァウズ (原因)
このSは「ス」ではないことに注意してください。
thoseの発音
causeの発音
ぜひ発音してみて。
必ず自分でアウトプットしてみる
聞きなれない単語は必ず一度はネイティブの発音を辞書サイトなどで確認してください。
そしてどんどん聞いて自分で発声してみるのが一番です。
慣れていない単語はサイトで検索するときコピペ(コピーとペースト)せずに必ず自分でキー入力してください。
そうすることで記憶に刻まれます。
コピペばかりだと漢字のように実は覚えていないということが十分有りますから。
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