live、victory、voiceなどVの発音をヴァッチリきめようぜ

今回はVの発音です。
日本人には全く馴染みの無い発声方法をしますが、慣れてしまえばさほど難しくありません。
変に日本語に近い発音方法よりは違ってくれている分だけ楽です。
それではやっていきましょう。
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Vの発音とは
Vの発音は摩擦音で有声音です。
まず上の前歯を下の唇に軽く押し当てます。
そこの隙間から唇を震わせるながら息を吐き出します。
それでは例です。
- live ライヴ (生きる) 発音
- value ヴァリュー (価値) 発音
- victory ヴィクトリー (勝利) 発音
- verify ヴェリファイ (証明する) 発音
- voice ヴォイス (声) 発音
注意
liveは「生きる」という意味の場合ライヴですが、「住む」という意味の場合はリヴなので気をつけてください。
最初はやはり「バ行」と混同してしまいますね。
カタカナだとまずそれで表されてしまいますから。
肝心なのは「バ行」とは全く違うものとして覚えること。
カタカナと英語は全く別物としてきっぱり分けて記憶したほうがさっぱりします。
下唇を噛んで震わせる、Vが出てきたら常にこれを意識するようしていれば自然と慣れてきます。
例で示した単語を必ず実際に聞いて発音してみてください。
Vなのに横着して「バ行」で覚えないようにしましょう。
やり始めは面倒くさくても確実に慣れていきますから。
体系的に覚えるのは時間の無駄
何の音が摩擦音だとか有声音だとか、そんな個別の分類を体系的に覚える必要ありません。
このブログでも散々言っていますが、それぞれの事柄に対して分類を覚えても実生活では何の役にも立ちません。
ただ言葉そのものは知っておいて損は無いのです。
今回のVの発音もそうです。
「摩擦音」だから小さな隙間から無理やり息を通すのだな、「有声音」だから声帯を振動させるのだな、という具合にVの発音がわからない場合の指針になるのです。
つまりそういった手助けや参考にはなるんですね。
それでかまわないのです。
26文字のアルファベットについて、それぞれが分類上何という名前の音だかなんて記憶するのは完全に時間の無駄です。
そんな時間があったら一つでも単語の意味をイメージで覚えたほうが遥かに有意義です。
時間は有限なんですから。
最後に
ところでVで終わる単語が見つからなかったのですが存在するんですかね。
と思ったらderv(ディーゼル燃料)やspiv(闇屋)というのがありました。
これらの単語は載ってない辞書もあるので、あまり一般的な言葉ではないのかもしれません。
それではまた。
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