せっかく教えて上げるというのに、相手にはただの説教である理由
親や仕事関係や友達などから説教を受けることがありますよね。
学校や仕事なら間違いを正すのもそれが相手のやるべきことなのだろうと納得がいきます。
お金のこともありますし。
親ならそのDNAがうずいているんでしょう。
親って子供を守りたいからこそ知識をつけて欲しいと思うものです。
友達も相手のことを思っているのかもしれない。
そういうのがわかっていたとしても、それを受けるほうがうるさい説教と捉えてしまうのってなぜなんだろうかと。
自分なりに考えてみた答えを紹介してみたいと思います。
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両方の気持ちを考えてみる
それぞれの側から思っていることを挙げてみます
教える側の気持ちはどうだろう
説教したい側の気持ちはこんなのが考えられます。
- 自分の経験を生かしたい
- 同じ失敗をして欲しくない
- 相手によかれと思ってやっている
- 仕事などの義務で仕方なく
- 単なる自慢や自己満足
最後の二つはうれしくないですね。
でもそれぞれ理由はちゃんとしてます。
だからこそ「説教」するんですもんね。
教わる側の気持ちとは
説教される側はされているときこう考えるでしょう。
- 同意できる
- 教えてくれてありがたい
- すでに理解している
- 迷惑だ
- ちょっと何いってるかわからない(サンドウィッチマン風)
受けてが説教とするなら否定的な考えが大きく締めるでしょうし、ためになる指導ならうれしい場合もあるでしょう。
つまり状況によって受け止め方が変わってきます。
問題は需要と供給が一致していないこと
要は教える側と教わる側の需給が合っていないということなんです。
-
教わる側が説教とは思わない場合
- 知っていはいたが別の意見として参考にできる
- 問題があって困っていた
- 興味のある話題でだった
-
教わる側が説教と捉える場合
- そんなことはとっくに知っている
- 特に問題があるわけではない
- 興味が無い
「とっくに知っている」というのは、ああそうかで終わりです。
言う人ははっきりそう伝えるでしょうし、黙って聞いている人もいるでしょう。
注目したいのは「興味が無い」と「問題が無い」について。
教える側が自分の経験を教えるのはいいのですが、教わる側がそれを理解できるのはそれらに関する知識などの土壌があってこそです。
問題があってそれを解決したい場合、教わる側にはすでにその事柄に関する経験があるのですんなり受け入れられます。
つまりそういう土壌が形成されているんですから。
でもその経験をしていない人には言っても理解してもらえない。
そのことが現在の問題や過去の経験に上がっていないことならただのうるさい小言でしかないんです。
わかってないかもしれない、できるだけ早く知っておいたほうがいいと思っていても相手には通じないんじゃあ暖簾に腕押しです。
じゃあどうすればいいの?
説教する側の解決方法
あなたが教える側で相手のことを本当に思っているなら、まずその土壌を形成することから始めてください。
根本的なところから説明すれば理解してもらえる可能性も大きくなっていきます。
もちろんあまりにも需給の差が違いすぎるとやっぱり相手は説教と受け止めるでしょう。
それはしゃーない。
教えることが必須なことはそれでもやるしかありません。
その人もあーこういうことを言いたかったのかと思う日がきっとくるでしょう。
そのとき良い教え方をした人は思い出されてありがたがられるかもしれません。
説教を受ける側の解決方法
あなたが教わる側で相手の言っていることを理解したいなら、根源的な理由を尋ねてください。
それってどういうことなんでしょうかと。
率直にわからない、そして理解したいことを伝えれば相手にはその熱意が伝わるので丁寧に教えてくれる人も多いと思います。
順を追ってわからないところを駆逐していきましょう。
それでもわからないことが出てくる場合もありますが、そりゃしゃーない。
あとで思い出すときもあるでしょう。
そんなときあらためて聞きに行ったり、ありがたがりましょう。
否定と肯定
ちなみに問題が出たときに「これじゃだめだよ」と否定を連発するより、「こうすればいいよ」と肯定的に教えるのとじゃ大きな違いがあります。
人によりますが大抵は後者のほうがうれしいでしょう。
但し、だめな場合はだめの一言で済ますのでなくちゃんとだめな理由をはっきり説明してあげれば全然違ってきます。
単に理解してなかった可能性もあるんですから。
そしてわからないところをちゃんと気兼ねなく質問させるには、それを受け入れる常にオープンな姿勢が教える側にも必要だと思いますよ。
最後に
なんかこれまで書いている内容そのものが説教しているように感じてきました。
こういうおもしろい点もあるのねブログって。
ほんじゃまた今度。
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