live、victory、voiceなどVの発音をヴァッチリきめようぜ

今回はVの発音です。
日本人には全く馴染みの無い発声方法をしますが、慣れてしまえばさほど難しくありません。
変に日本語に近い発音方法よりは違ってくれている分だけ楽です。
それではやっていきましょう。
photo credit: WalterPro4755 via photopin cc
Vの発音とは
Vの発音は摩擦音で有声音です。
まず上の前歯を下の唇に軽く押し当てます。
そこの隙間から唇を震わせるながら息を吐き出します。
それでは例です。
- live ライヴ (生きる) 発音
- value ヴァリュー (価値) 発音
- victory ヴィクトリー (勝利) 発音
- verify ヴェリファイ (証明する) 発音
- voice ヴォイス (声) 発音
注意
liveは「生きる」という意味の場合ライヴですが、「住む」という意味の場合はリヴなので気をつけてください。
最初はやはり「バ行」と混同してしまいますね。
カタカナだとまずそれで表されてしまいますから。
肝心なのは「バ行」とは全く違うものとして覚えること。
カタカナと英語は全く別物としてきっぱり分けて記憶したほうがさっぱりします。
下唇を噛んで震わせる、Vが出てきたら常にこれを意識するようしていれば自然と慣れてきます。
例で示した単語を必ず実際に聞いて発音してみてください。
Vなのに横着して「バ行」で覚えないようにしましょう。
やり始めは面倒くさくても確実に慣れていきますから。
体系的に覚えるのは時間の無駄
何の音が摩擦音だとか有声音だとか、そんな個別の分類を体系的に覚える必要ありません。
このブログでも散々言っていますが、それぞれの事柄に対して分類を覚えても実生活では何の役にも立ちません。
ただ言葉そのものは知っておいて損は無いのです。
今回のVの発音もそうです。
「摩擦音」だから小さな隙間から無理やり息を通すのだな、「有声音」だから声帯を振動させるのだな、という具合にVの発音がわからない場合の指針になるのです。
つまりそういった手助けや参考にはなるんですね。
それでかまわないのです。
26文字のアルファベットについて、それぞれが分類上何という名前の音だかなんて記憶するのは完全に時間の無駄です。
そんな時間があったら一つでも単語の意味をイメージで覚えたほうが遥かに有意義です。
時間は有限なんですから。
最後に
ところでVで終わる単語が見つからなかったのですが存在するんですかね。
と思ったらderv(ディーゼル燃料)やspiv(闇屋)というのがありました。
これらの単語は載ってない辞書もあるので、あまり一般的な言葉ではないのかもしれません。
それではまた。
関連記事
-
-
east、when、learningなどEの発音を記憶にとどめよう
今回はEの発音です。 このEの発声方法もいくつかありますがそんなに難しくはないです。 前
-
-
Hの発音。 ( ゚∀゚) ハハノヽ/ \ と声を出さず息を吹きかけよう
今回はHの発音について。 日本人には特に悩む発声ではないでしょう。 およそカタカナのハ行で問
-
-
This is a pen ほど難しい文章は無い!英語初心者にこんなものを教えるな!
ある程度英語がわかってくるとこれまで教えられてきた方法で愕然とするものがあります。 I my
-
-
全人類におすすめの英語学習方法はたった一つ!単語はイメージで覚える
英語がなかなか上達しない。 文法用語が多すぎて覚えきれない。 英文はまず日本語に訳すので時間がか
-
-
sipやseaやsameなどのSの発音の出だしは「ス」だと思ってよい
Sの発音は日本人にとって難しくないんですが、なるべくネイティブに近い発音を覚えたほうが良いです。
-
-
chat、choose、chopなどCHの発音はチャ、チュ、チョでいこう
今回はCHの発音です。 Cの発音についてはこちらをどうぞ。 「クッ」や「ス」であるCの発音を
-
-
こんな風に記憶してみては?英語の曜日をイメージで覚える方法
この前MarchとMayがごっちゃになっていて区別がついていないという話をしました。 いつになって
-
-
最初からそう言ってくれよ!LとRの発音で違いが理解できる覚え方
LとRの発音の区別は日本人には再難関の問題です。 ネイティブは本当にlightとrightを聞いた
-
-
似たり反対の意味の英単語を同時に覚えると記憶が混同する
これ英語のテキストでよくこういう教え方が出てきます。 もちろん対比という意味では間違っていません。
-
-
under、user、UtopiaなどUの発音はいくつかあるって知ってた?
今回はUの発音についてやります。 なんの前振りもなくちゃちゃっと見ていきましょう。 Uの