door、desk、holdなどDの発音について気持ちを込めて解説する

今回はDの発音について。
これも特別にむずかしいことはありませんが、ほんのちょっとダ行とは違っています。
そのちょっとの違いを気づいてい実践できるようになれば、よりネイティブの気持ちがわかってくると思います。
photo credit: Aldor via photopin cc
Dの発音とは
Dの発音は破裂音で有声音です。
上の歯の近くの歯茎に舌をつけて、はねるように「ドゥッ」と声帯を鳴らします。
なんかずっこけた音に似てる。
Dの発声方法はたいていTの発音となぞらえます。
同じ口の形、同じ舌の使い方で違うのが、Dは有声音でTは無声音だということなんです。
teachやtestやtoothに代表されるTの発音方法とはなんぞや
さっそく例です。
- hold ホールドゥッ (握る) holdの発音
- dust ドァッスト (埃) dustの発音
- disaster ドィッズァスター (災害) disasterの発音
- desk ドェッスク (机) deskの発音
- door ドォッア (扉) doorの発音
必ず一度は実際に聞いて発音してみてください。
ちなみにこちらでは舌の動きをアニメーションで解説してくれています。
英語の発音―Level 2―子音
歯茎の裏に舌をくっつけている様子がよくわかりますね。
こっちではDの音がTの発音に変化する場合について説明されています。
英語・発音・語彙/英語耳
こういう変化もちょこっと耳に入れて、なるほどと思うだけでも全然違ってきますよ。
カタカナはかならず参考程度にする
カタカナはあくまで初心者にわかりやすくしているだけで、見習うべきはネイティブの音声です。
カタカナがこう書いてあるからとか固執しちゃだめですよ。
例えば「ッ」にこだわらなくても聞いたまま発声すればいいんです。
でもカタカナって単語の文字がどのようにネイティブの発音となるのか、その対比が理解できるようになれば結構お得なんですよ。
というのは初見の単語が出てきたときにカタカナが書いてあれば、それだけで手っ取り早い発音の参考にできるようになるんです。
アルクのWEB英語辞書でも発音はカタカナで表示されています。
英語・語学の学習情報サイト「スペースアルク」:アルク
最後に
発音系はいつも同じような内容なんでタイトルを考えるのが楽じゃないっすね。
もうあんまり思いつかないんでとりあえず気持ちを込めてみました。
ドゥッフフ・・・
ほんじゃまた。
関連記事
-
-
英語の区分けが上達の近道!例文を探し出せるすごい検索方法も伝授
英語の学習は単語から始まって熟語や文とどんどん覚える長さが増えてきます。 英語初心者は長文を見ると
-
-
live、victory、voiceなどVの発音をヴァッチリきめようぜ
今回はVの発音です。 日本人には全く馴染みの無い発声方法をしますが、慣れてしまえばさほど難しく
-
-
ジョブズのスピーチの余談。atとfor
「英文を音声再生してくれるサイトまとめ」の記事でジョブズのスピーチを取り上げたのですが、結局音声のチ
-
-
Hの発音。 ( ゚∀゚) ハハノヽ/ \ と声を出さず息を吹きかけよう
今回はHの発音について。 日本人には特に悩む発声ではないでしょう。 およそカタカナのハ行で問
-
-
east、when、learningなどEの発音を記憶にとどめよう
今回はEの発音です。 このEの発声方法もいくつかありますがそんなに難しくはないです。 前
-
-
こんな風に記憶してみては?英語の曜日をイメージで覚える方法
この前MarchとMayがごっちゃになっていて区別がついていないという話をしました。 いつになって
-
-
fork、flag、ofなどに代表されるFの発音を理解してフォー!
今回はFの発音について。 Fの発声方法は主に2種類あります。 Vの発音と同じ場合もあります。
-
-
大地震のとき外人が選んだのは?hopeとwishの違いを猫のまるが教えてくれた
英語の学習をしているとき「これ似てるなあ」「どういう違いがあるんだろう」と思うときありますよね。
-
-
morningやmapやhimに代表されるMの発音とはなんじゃらほい
わかる発音シリーズの今回は? そう、もちろんMの発音です。 特にむずかしいことはないのですが
-
-
英文字のLの発音はわかってみると意外と簡単だった
日本人にとって英語の発音を学習するのに難しい代表格がLとRの区別です。 この中でもちょっと的を絞っ