ジョブズのスピーチの余談。atとfor

「英文を音声再生してくれるサイトまとめ」の記事でジョブズのスピーチを取り上げたのですが、結局音声のチェックに使っただけで記事内で特別どうこうというのはありませんでした。
音声好きな英語学習者へ!英文を再生して読んでくれる辞書サイトまとめ
実はちょっとだけ引っかかってしまい時間を取られた部分があったのでそれを書きます。
photo credit: tsevis via photopin cc
atとfor
このスピーチの文章はいろんなところで紹介されています。
スタンフォード大学のサイト
Text of Steve Jobs’ Commencement address (2005)
日本語でも多くのサイトが紹介していますがその一例
Stay hungry, Stay foolish.
上の二つもそうですが、あのスピーチの冒頭の表現について英語圏での紹介でも異なっている箇所があります。
- I’m honored to be with you today at your commencement
- I’m honored to be with you today for your commencement
youtubeの動画では確かにforと言っていてますが、公式字幕を確認するとatとなっています。
Steve Jobs’ 2005 Stanford Commencement Address
これが気になって英文再生のまとめにやたら時間がかかってしまいました。(他にも理由あるけど)
どうもこれは準備された原稿がatとなっていたためということのようです。
steve jobsのスタンフォード大学でのスピーチについて。
つまり元はatなんだけど実際にはforって発言したということ。
だからなんだと言われても困る!
ちなみにこの映像の自動字幕機能で確認したらなんとifになっています(他の人がアップした映像ではちゃんとforと判別できているのもある)
全自動の道はまだまだ遠い!
関連記事
-
-
無料で日本の漫画が英語で読めるぞ!ComicWalker(コミックウォーカー)
昨日KADOKAWAからWEBコミックサービスが発表されました。 およそ200作品がアプリやWEB
-
-
Zの発音を学習してみよう!zebra、zoo、zoneなどの例があるよ
わかる発音シリーズいよいよ最後となりました。 そう今回はZの発音です。 最後といっても特に何
-
-
east、when、learningなどEの発音を記憶にとどめよう
今回はEの発音です。 このEの発声方法もいくつかありますがそんなに難しくはないです。 前
-
-
under、user、UtopiaなどUの発音はいくつかあるって知ってた?
今回はUの発音についてやります。 なんの前振りもなくちゃちゃっと見ていきましょう。 Uの
-
-
わかってしまえば簡単!Rの発音を理解する方法
Rの発音は日本人にとってはLの発音と並んで難しい単語の一つです。 日本語には存在しない発声方法を行
-
-
or、out、host、toなどOの発音にはいくつかの種類がある
一見簡単で「オ」しか無いように見えるOの発音にはいくつかの種類が存在します。 一つ一つを言われ
-
-
英語は今必要な言葉を覚えればいい。使わない言葉はどうせすぐ忘れる
普段テキストで英語の勉強をしていると、しょっちゅうむずかしい単語や熟語が出来てきます。 文の語順(
-
-
俺はそれぞれの月を英語で覚えるのにこんなイメージしている
以前に各曜日のイメージを英語で記憶してみてはどうでしょうという提案をしました。 こんな風に記憶して
-
-
quest、quality、quietなどQの発音をちょいと練習してみよう
今回はQの発音についてです。 その前にDictionary.comやDailymotionなど
-
-
英語を体系的に教えてしまうと学習者にとって何が悪いのか
教える側の人ってのは、きっちり勉強してきた頭のいい人達も多いと思います。 その知識を生かして何かを