This is a pen ほど難しい文章は無い!英語初心者にこんなものを教えるな!
ある程度英語がわかってくるとこれまで教えられてきた方法で愕然とするものがあります。
I my meの歌もそうです。(たった今勝手に名づけました)
ユーユアユー
ヒーヒズヒム
シーハッハッ
これにどういう意味があるんだ?
現実の生活の中でこれがでてくるのか?
物事を記憶するときは、引き出すときに合った覚え方をしなければなりません。
英語の読み書きや聞いたり話すときに、アイマイミーなんて引き出し方が必要な状況なんて存在しない。
こういう覚え方は無駄な知識にしかならず実際には全く役に立たないのです。
そして英語で教えられる文で恐怖の代表がこれ。
ちょっとまてよ。
この文って超難しいんだけど。
何が難しいってまずisが入ってる。
この単語は一言で日本語に訳すことが難しい。
イメージとしては「存在」や「状態」を表すんだけど、日本語では馴染みがなくわかりづらい単語なのです。
恐ろしいのはこの単語はbeやareなど表記が違うだけで基本意味が同じ仲間がいること。
英語の中で唯一奇妙な規則で表記が変化する単語なのにそれを最初のほうで教えるか?
こんなのが最初に出てきたら英語が異常にめんどくさく複雑なものだと思ってしまうじゃないか。
足し算ができない人にいきなり掛け算を教えるバカがいるか!
beなんてあらかた基本を教えきった後に、こういう説明をまずしてから教えて欲しい。
- 「ちょっと面倒くさいけどよく使われるこんな単語があるよ」
- 「でもこんな手間がかかるわかりづらい単語はこれだけだから安心して」
これでこの単語を習うときの障害が少しでも取り除けるってもんです。
そしてaもそうです。
theと同様日本語には無い概念なのでめちゃくちゃ難しい。
基本的なルールは理解できてもやっぱり慣れるには時間がかかります。
そんな単語を最初のほうで教えるなよ!
そしてこのようにこの文にはそういった難しい単語が複数混ざっている・・・
開いた口が塞がらない。
断言します。
This is a pen は英語学習の初心者向けではありません。
そもそもisを「イコール」や「です」なんて教え方しないでほしい。
そこから地獄が始まるのだから。
とここまで書いてこのブログでやっているカタカナ発音はどうなんだと思ってしまった。
わかる発音
このカタカナ発音はあくまで特定の英文字の発音がわからない人が見るものです。
初心者向けではありますが最初に見るべきものではないです。
あくまで発音記号やネイティブの音声を聞いてもよくわからなかったり、書籍やサイトなどの発音の説明が理解できない人向けです。
カタカナで表すとこんな感じですけどどうですかという、別の切り口で解説が読めて理解の手助けやヒントになるというものなんです。
うーん、こうして考えてみると人に物事を教えるのって大変なんだなあ。
なんじゃそりゃ。
それではまた。
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英語がまるでだめだったIT系。








